コメンテーターの玉川徹氏が26日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演し、解散命令が出された旧統一教会といまの自民党の関係を「仲を裂かれた恋人みたいなもの」と指摘した。

 番組では東京地裁が25日に宗教法人としての世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対し、解散命令を下したことを取り上げた。東京地裁は「法令に違反して著しく公共の福祉を害すると明らかに認められる行為」があったと認定した。

 旧統一教会が改めて浮き彫りとなったのは、2022年の安倍晋三元首相銃撃事件で、これを機に教団とつながりのある国会議員の名前が次々と挙がり、政界にも波及した。

 玉川氏は旧統一教会と政界とのつながりに「もともと自民党とは深い関係にあったんですから、これを単に選挙に関する利益だけで結びついてきたわけじゃないんですよ」という。

「自民党の中の保守派って言う人たちの考え方と、統一教会の考え方が非常に近い部分があるわけですね。例えば保守っていう人たちが拒んでいる選択的夫婦別姓だとか、自衛隊の憲法への明記だとか」と近い考えを持った人たちだという。

 いま、自民党は旧統一教会と関係を断っているが、「仲を裂かれた恋人みたいなもの。いつ、やけぼっくいに火が付くかわかんない状況」だという。

「自民党が苦しいんでね、内々で協力を求めていくってことも無きにしも非ずなんですよ。だから、もう一度、我々、有権者は繋がっていた人はだれか、そういうことをもう一回、思い出すべきだろうと思うんですね。その上で、その人に国の代表として国会議員になってほしいと思うのか、それをもう一回、考え直すっていうタイミングでもあるのかな」

 ジャーナリストの鈴木エイト氏も「メディアの監視、社会の監視がなくなれば容易に関係は復活し得る問題なんですね。こういう問題をちゃんと取り上げていくということが大事」と指摘した。