格闘技イベント「ONE172」(23日、さいたまスーパーアリーナ)で〝バカサバイバー〟こと青木真也(41)が、エドゥアルド・フォラヤン(41=フィリピン)にわずか53秒で一本勝ちした。試合後の、自身の進退に触れる発言でも注目が集まる。格闘技界でも群を抜くひねくれ者が語った真意とは…。
今回も〝悪魔仮面〟ことケンドー・カシンをセコンドにつけて試合に臨んだ青木は、ゴングが鳴らされるやタックルを仕掛ける。そのまま組み付くと、相手の腰を両足で挟みながら飛び付きクローズドガードで捕まえた。すると、そのまま左腕をかんぬきのように固定し、フットチョークの形をつくってから腕十字固めへ。そのままガッチリ決めてギブアップを奪った。
試合後、早々に取材に応じた青木は「実は試合の向き合い方に悩んでたんだ。〝火の玉〟でいくか〝稲妻〟か」となぜか真顔で告白。続けて「それで鈴木千裕に質問したら『2つともイメージがないんですが…』って言われて目が覚めたんだよ。自分らしくいこうと思った」と、鈴木が行っている人生相談企画が勝利につながったと声をしゃがれさせた。
注目されるのは今後だ。もともと今回を「ONEでのラストマッチ」に位置付けているとしていたが、この日の試合後も「ONEを辞めるのか、選手を辞めるのか、それも含めてちゃんと考えたいです。チャトリが僕の道をつくれるならONEで辞めてやる」と引退も選択肢とも取れる意味深な言葉を口にしていた。
この発言について青木は、ONEとの関係を「契約は5月初旬で終わるよ。更新の交渉をするか? それは向こうが契約更新を望むか望まないか次第だろ」と意向を明かす。
それでも自身の思いを「ONEは退団したい。っていうか(退団)すると思う。自由にいろんなことをやりたいから。6月からはフリーでやっていくと思うよ」。その上で「あまりMMAはやらない方向になると思う。なぜなら安売りしない、ギャラは下げないつもりだから。すると結局、使うところはないだろ」と見通しを語った。
では6月以降、RIZINなど国内団体参戦はありえるのか。これに青木は「俺じゃなくて、マネジャーのタナカコウジに聞いてくれ」と突如〝世界の田中〟こと皇治の本名を出す。そして「6月以降、格闘技の窓口はタナカコウジになります。皆さまその辺、お願いします」と意味不明なことを口走ると、自転車でさいたまから走り去った。












