総合格闘家で前RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(25)が読者の皆さまの人生相談にお答えする「鈴木千裕の稲妻メンタルクリニック」。今回も鈴木がリング上での打撃のごとく、切れ味鋭くお答えする。第2回は恋愛に教育、そしてあの格闘家から質問が…。稲妻落ちる名回答から目を離すな!(聞き手・前田 聡)
【鈴木千裕の稲妻メンタルクリニック】
――今回はまず20歳の男性から恋愛相談です
鈴木 お! いいですねえ。どんな相談ですか。
――「今度、マッチングアプリで出会った子と人生初デートに行きます。相手は2歳下で優しくて、かわいい印象があります。相手の子も自分も異性と付き合ったことがないです。千裕選手だったら対戦相手にどうやって稲妻を落としますか?」とのことです
鈴木 僕はまわりくどいのは良くないと思うんです。どストレートに思いを伝えた方がいい。ただ、その前に相手を知ることが大事です。初デートで「付き合ってください」はOK出ないです。まずは最初に食事をして、相手がどういう人なのかを知ることです。どういう場所が好きで、どういう食べ物が好きで、どういう人間性なのか。お互いの心の内を話した上で「この人と一緒にいたいな」「この人のこと好きだな」と思ったら、ストレートに目を見て「あなたのことが好きです。付き合ってください」って言うべきです。
――鈴木選手的には、どんなタイミングで告白するのがいいですか
鈴木 僕としては、3回デートに行ってほしいですね。1回目のデートの終わり際に、2回目のデートを決めてほしいです。そこで断られたら相手の気持ちがないってことなので。告白のベストは3回目です。3回会ってくれるっていうことは、相手も気持ちがあるということなので。逆に、そこで告白しなかったら相手も引いちゃいますよ。5回、6回、7回っていったら、相手も「私に気がないのかな」と思ってしまうので。
――次は子育てについてのご相談です。主婦の方から「私は格闘技が好きなので、3歳の息子にレスリングの習いごとをさせたいのですが、周りに反対されています。諦めるべきでしょうか」とのこと。お子さんが嫌がれば、無理強いするつもりもないそうですが…
鈴木 僕は、幼少期の子供はやりたいことを決められないと思うんです。きっかけを作るのは両親なんですよ。例えば両親が子どもに「プロ格闘家になってほしいな」っていう夢があるなら、やらせるべきです。たとえ子供が嫌々やっていても。で、中学校とか自分で判断できる年齢になったら「好きにしなさい」って言うのがいいと思います。
――それは自分の経験も踏まえてるんですか
鈴木 僕も最初は格闘技をやってても、嫌でやめたかったんです。でも、結果的に格闘技で救われてるんで、今は両親に感謝しています。最初に「嫌だから」って辞めていたら、僕はヤバいヤツになっていたと思います。
――なんか、ちょっと説得力がありますね…
鈴木 レスリングをやったら、プロになれなかったとしても、コーチになれるかもしれないですし。才能があればオリンピック選手になるかもしれない。レスリングって身体能力がむちゃくちゃ上がるから、結果的に辞めたとしても、ほかのスポーツで能力をすぐ発揮できます。だから無理やりでもやらせるべきです。こういう考えは時代的に賛否あるかもしれないですけど、ボクはそれで自分が救われてるんで。結果としてプロになれなくてもいいんですよ。レスリングをやった結果で、痛みもわかって人に優しくなったり、人生の起点になったりするんで。
――レスリングを辞めても、その後の人生に生きると…
鈴木 それに、例えば子供が「ピアノをやりたい」って言うならやらせるのも、もちろんいいですよ。ただ、両親が望んでるのがそこじゃないなら、いろいろ難しいですよ。両親が〝乗れる夢〟を子供にやらせた方がいい。乗れる夢なら「送り迎えするよー」とか「動画これ見なー」とか全力で向き合えるんです。でも、知識も興味もないものを子供がやったら、応援が大変になる。だから無理やりでもやらせていいと思います。自分の子供なんだから。周りの意見はどうでもいいじゃないですか。
――分かりました。では、今回の最後は41歳・格闘家の青木真也さんからの質問です
鈴木 え、青木さんってあの青木さんですか?
――はい。「3月23日にONEの試合を控えているのですが、火の玉か稲妻か、どちらのイメージで試合に臨むべきか悩んでいます。ご教示ください」とのことです
鈴木 ていうか、その2つともイメージがないんですけど…(苦笑い)。












