アイドルグループ「SKE48」の浅井裕華(21)が34枚目シングル「Tick tack zack」で存在感を発揮している。2作連続9回目の選抜入りとなった浅井はSKE48を代表するメンバーに成長。グループを引っ張る立場となった浅井に今の思いを聞いた。

 ――SKE48の34枚目シングル「Tick tack zack」が12日に発売された

 浅井 これまではポップなリズムに乗せたり、かわいらしい恋愛曲が多かったんですけど、今回はかっこよくてスピード感もある恋愛曲です。

 ――今回の選抜メンバーはこれまでの18人から12人へと大きく変わった

 浅井 12人選抜と知ったときは衝撃でした。これからSKE48がどうなっていくのか。その時はまだ何も説明もされていない状態だったので、きっとこのことを知った時にすごく不安になってしまうメンバーやファンの方もいるんだろうなと思いました。それだけにこの12人に選ばれた意味を深く考えないといけないなって思いました。

 ――運営サイドから12人選抜についての説明はあった?

 浅井 ミュージックビデオ撮影の前日に「今後、引っ張っていってくれるメンバーがたくさんいる。先輩と後輩で一緒に頑張っていこう。これが今のSKE48というものを見せていける選抜メンバーになっています」という内容の話を聞きました。それまでみんな?(はてな)だったのでコンセプトが聞けてよかったです。選抜メンバーが少ないということは逆に言えば自分を見てもらう機会が多いということ。ミュージックビデオもそれぞれのソロカットがあって私的にも今までで1番映っていました。選抜ってSKE48の代表という形で出させていただいているものです。18人から12になってプレッシャーもありますけど、グループの強みをよりはっきり見せるために選ばれたと思うのでその意図をしっかり読み取っていかないといけないと感じています。

 ――7期生の浅井さんは選抜メンバーの中では6期生の熊崎晴香さんに次ぐキャリアとなる

 浅井 そうなんですよ。上から2番目でビックリです。後輩にも姿勢というか背中で見せたいというところはありますね。

 ――前作「告白心拍数」のインタビューでは「次のシングルではフロント(選抜メンバーの3番手以内)に立ちたい」という目標を語っていたが、新曲では9、10番手ぐらいで歌割の順番も最後。自分の立ち位置を見たときはどう思いました?

 浅井 12人に選んでいただいたことがまず「ありがたいな」という気持ちなので(自分のポジションについては)そっと(心に)しまってレッスンに参加しました。私は人をパッと引き付けるものを持っていないって自分では思っているんです。SKE48にはまるきっかけを作るメンバーが前の方にいる。それは納得だし妥当だと思うんです。ハマった先にたどり着く場所がここ(自分)だなっていうふうに考えています。

 ――センターに選ばれても不思議ではないメンバーだと思いますが

 浅井 そう言っていただけるのはありがたいです。前作「告白心拍数」で選抜に復帰させていただいて、楽しみながらファンの方たちと一緒に駆け抜けたシングル期間でした。自分に合っているダンスや楽曲だったので思い入れもあってすごく頑張れた。これが次につながるといいなっていうことはやっぱりちょっと思っていて、ファンの方ともそれは話したりはしてたんですけどまあ難しかったので…。妥当と言いましたけど、私もちょっとなんだろう、満足しない部分はありました。何を頑張ればいいのかなと思ったんですけど、そこはまだ探し中ですね。でもこういう気持ちが自分に芽生えたのはすごく久しぶりなんです。悔しいとか、もっと前に行きたいという気持ちはあったけど、言うことはできてなかったので、そういう気持ちを言えただけで成長できたんじゃないかなって思っていて、それは感じてますね。

 ――次のシングルはどうですか

 浅井 35枚目のシングルはまたメンバーがゴロっと変わって自分も選抜にいないかもしれない。でもきっとファンの方の推してくれる熱量というものは絶対に変わらないと思います。それはSKE48のファンのとてもいいところだと思うので。今は6期生の先輩たちが引っ張ってくれていますがそれが当たり前じゃなくなるときもきっと来ると思う。そのときに自分がしっかりとSKE48の伝統や思いを受け継いで伝えていけるようにしたいと思いますね。