ここで踏みとどまれるか。大相撲春場所10日目(18日、大阪府立体育会館)、大関カド番の琴桜(27=佐渡ヶ嶽)が幕内一山本(31=放駒)にはたき込まれて痛恨の取りこぼし。星は5勝5敗の五分に逆戻りし、カド番脱出へ向けて苦しい状況に立たされた。

 取組後の支度部屋では「負けは負けなんで。やるしかない。いつもと変わらずやっていきます」と必死に気持ちを切り替えた。

 粂川審判長(元小結琴稲妻)は「(一山本は)いっぺんに押してくる力士じゃない。注意するところは引きだけ。まんまと食った。気持ちに余裕がないし、慌てて出ている。気持ちばかりで足が出ていない。開き直っていくしかない」と指摘した。