公益財団法人「安藤スポーツ・食文化振興財団」が主宰する食創会は「第29回安藤百福賞」の大賞に大阪大学産業科学研究所の関谷毅教授を選定し、11日、都内で表彰式が行われた。

 食創会は、食科学の振興ならびに新しい食品の創造、開発に貢献する独創的な研究者、開発者およびベンチャー起業家を1996年から表彰している。

 2024年度は、シート型ワイヤレス脳波センサーにより短時間で高精度の脳活動の測定を可能にした関谷氏が受賞した。今後、この技術を応用することで食べたものと脳活動のデータから味覚やおいしさの研究に役立つ可能性があるという。

 安藤スポーツ・食文化振興財団の安藤宏基理事長は「人間の健康や体がどのように維持されているのかということまで分かる。素晴らしい開発、発明だと感じている」と感嘆すれば、食創会の会長を務める小泉純一郎元首相は「人間にとって一番大事なのは食事です。食事こそが健康のために一番大事。私も関谷さんの話を聞きたい。食事を大事にして、元気に人生を楽しんでいただければ」と挨拶した。