大相撲春場所2日目(10日、大阪府立体育会館)、新横綱豊昇龍(25=立浪)が幕内若隆景(30=荒汐)を力強く寄り切って〝横綱初白星〟を挙げた。
横綱デビューとなった初日は小結阿炎(錣山)に一方的に突き出されて黒星発進となった。昭和以降で、新横綱が初日に敗れたのは豊昇龍を含めて9人。初日から2連敗した新横綱は1964年春場所の栃ノ海しかいない。この日の白星で61年ぶりの不名誉記録を回避した。
豊昇龍は「今日こそ自分の相撲を取りたいと思っていた。初日が終わったので、緊張が抜けた。初日は硬かった? それはあった。今日から一日一番、自分の相撲を取り切るつもりで土俵に上がった」と振り返る一方で「ちょっとホッとしてる」と本音ものぞかせた。
新横綱として臨む場所は、まだ始まったばかり。豊昇龍は「今場所は何より勉強と思って、横綱のプレッシャーを体で感じていきたい。勝ってうれしいけど、明日から集中して頑張りたい」と3日目以降へ向けて気持ちを引き締めた。












