ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が5月4日に米国でWBA同級2位ラモン・カルデナス(29=米国)と、9月14日に東京でWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)と激突することが合意したと、米誌「リング」が報じた。
この報道に米専門メディア「BOXINGNEWS24」は「これは井上らしい典型的な動きであり、多くの人が彼を激しく嫌う理由の一つでもある。彼はリスクを冒さないのだ」と格下との対戦が続くことを痛烈批判していたが、同メディア「BOXINGNEWS24/7」は「この試合(カルデナス戦)は米国でも注目を集めないだろう」と指摘した。
井上サイドはボクシングの本場、米国リングで戦うことで改めて実力を証明し、世界的な知名度を上げたい意向もあったとみられる。特に一部の海外メディアが日本で試合をすることが多い井上に対し「米国で試合すべきだ」「真の世界的スーパースターになりたいならば、海外で試合をしろ」などと主張していたこともあって、約4年ぶりとなる米国上陸を果たすことになった。
しかし、同メディアは「井上が米国で試合をするのに彼(カルデナス)を起用した侮辱を感じる。井上は日本のファンのためにおいしいものを取っておいている」とマッチメークを批判し「井上はファンが見たい試合を遅らせる癖があり、29勝0敗という記録を樹立するのに役立ったが、日本国外での人気を下げた」と指摘した。
井上サイドは〝世界戦略〟を見据えて米国での試合開催を選択したわけだが、早くもとん挫したといえそうだ。












