昨年大みそかの夜に肺塞栓症のため他界したタレント・中村メイコさん(享年89)を「乾杯で送る会」が18日、本人や親族の友人知人を集めて都内で開かれた。

 会場の中央には、80歳ごろ撮ったというメイコさんの写真が飾られた。「(死んだら)ぜひ使ってねというボックスに、何枚か入っていた写真の1つ。箱を開けて初めて、親族はその存在を知ったそうです。このカットを選んだのは夫の善行さん。ただ何の写真か、親族は全く知らないそうです」(関係者)

 その傍らには、メイコさんが好きだった色と花にちなみ、赤いガーベラが生けられた。その前にはグラス入りの赤・白ワインと、スコッチの水割り。メイコさんは「スカッチ」と言い、とにかく大の酒好きだったという。亡くなる直前まで飲んでいたそうだが、夫の善行さんは「僕は飲めない」とのこと。

 親族の囲み取材で、次女の女優で杉本哲太の妻・神津はづき(61)は「2日で1本くらいはウイスキーを空けていたようです」と明かした。葬儀ではこんなエピソードも。

「棺に入れた時も〝三途の川までシラフでは無理だ〟と思って、みんなで花びらにウイスキーをつけて含ませてあげたぐらいなので…。シラフの母っていうのをほとんど見た記憶がない」

中村メイコさんとの酒エピソードを語った山田邦子
中村メイコさんとの酒エピソードを語った山田邦子

 送る会には約400人集まり、阿川佐和子、片岡鶴太郎、うつみ宮土理、古舘伊知郎、石川さゆり、三田佳子、堺正章ら多くの芸能人もお別れを言いに来た。

 若いころから世話になったという山田邦子(63)からは、メイコさんのこんな思い出話が出た。

「酒が強くて、私でもゲイバーなどは〝ゲイ〟(性別を超えた存在)として入れていただけるんですが、たぶん初代の〝ゲイ〟だったと思います。メイコさんはたくさん(男性同士しか)入れない所に入れる方で、その次がアタシだったと思います」