元卓球女子日本代表で五輪2大会連続メダリストの福原愛さん(35)が、15日に都内の外国特派員協会で会見を開き、長男を連れ去ったとして元夫の江宏傑氏(35)と争っていた問題で和解したことを発表した。
トラブルで注目されたのが共同親権というワードだ。実は今国会で離婚後の共同親権を導入可能とする民法などの改正案が審議される予定。期待する声は大きい。
8日に改正案が閣議決定、14日に国会で審議入りした。日本はこれまで単独親権だったが、父母の話し合い、または家裁の判断によって共同親権を選べるようにする。DVや虐待がある場合は認められない。共同親権となれば子供の進学などを父母の同意で決めるようになる。
福原さんの場合は台湾が共同親権を導入していたが、それでも子供の連れ去りが問題になった。単独親権の場合はさらに深刻で、連れ去った側がそのまま親権を認められるケースがある。
子供連れ去りの被害に遭っている男性は「元妻に子供を連れ去られたまま約10年がたちました。子供とは小さいころに3回会えただけ。親権は元妻にあります。連れ去った方が有利。DVなんてしてないのにですよ」と嘆いた。
改正案が成立すればすでに離婚している場合にも適用される。家裁に申し立てて、共同親権に変更できるのだ。「とても関心があります。これまで子供の進路に関われなかった。申し立てをしてみたいですね」(同)
もちろん、DVや虐待のケースをしっかり見極めるようにできるかが重要だ。「連れ去りの抑止も大事です。まだ不透明とはいえ審議入りは前進です。福原さんの連れ去り騒動が世間的に注目され世論が盛り上がったおかげかもしれません」(同)
今国会で成立したら、公布後2年以内に施行となる。












