俳優の井浦新(49)、東出昌大(36)、杉田雷麟(21)、女優の芋生悠(26)ら、総勢18人のキャストと井上淳一監督(58)が15日、都内で行われた映画「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」(3月15日公開)の舞台あいさつに登場した。

 同作は、映画界の鬼才、故若松孝二監督の伝記的な作品として話題になった「止められるか、俺たちを」(2018年)の続編だ。

 バブル前夜の1980年代を舞台に映画に情熱を注ぐ〝映画人〟を描いた同作で、東出は名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」支配人の木全純治氏役を演じた。木全氏は今も同館の代表取締役を務める人物で、この日は舞台あいさつを客席から見守っており「ひょうひょうとした、のんびりとした雰囲気を醸している方」と紹介すると「木全役を演じていたら僕もそれがうつって、のんびりと現場で過ごしてたので、大変なエピソードとかも特になく、でもこうやって温かい映画になって、お客さんの前で上映できて良かった」とゆっくりと語った。

 撮影では、優しく見守る監督に代わって、井浦が積極的に指示を出す場面もあったという。東出も井浦とのシーンで「僕が長くセリフを喋るんだけど、これは良いシーンだ、とか勝手に先入観を抱いて1人でああしよう、こうしようってもがいていたんです。その時に新さんが『じゃあ俺がキッカケを出す。気持ちのうえで、ここでこの言葉を言ったらバーンっていけるんじゃない?』って言ってくださって」と明かすと「信じて2人でやったら、カット! OK! ってなって、『うわー! 人と一緒にものをつくってる、うれしい!』って思って抱きつきました。青春ね。ちょっと恥ずかしいね(笑い)」と照れくさそうに共演を振り返った。