横綱は大丈夫か。大相撲春場所5日目(14日、大阪府立体育会館)、横綱照ノ富士(32=伊勢ヶ浜)が幕内王鵬(24=大嶽)に金星を献上。早くも3敗目を喫し、黒星が先行した。
立ち合いから王鵬の突き押し、のど輪を浴びて防戦一方。相手は初の横綱挑戦だったが、左小手投げが決まらずそのまま寄り切られて土俵を割った。前日の幕内明生(立浪)に続く2日連続の金星配給の上に、平幕に完敗。館内には座布団が舞った。
これで序盤5日間で3敗目。13勝2敗で8度目の優勝を飾った先場所とは、まるで別人の姿を見せている。支度部屋では前日に続いて付け人が取材を断り、ノーコメント。かねて故障を抱えているだけに、果たしてここから立ち直れるのか。
一方、王鵬は初の金星奪取。祖父が〝昭和の大横綱〟大鵬、父は元関脇貴闘力というサラブレッドは「すごいうれしいですね。突き放して離れて相撲を取りたかったんですけど、全然覚えてなくて内容は。しっかり攻めれていたんで、勝機があったのかと。すごく気分がいい」と笑みが止まらなかった。












