声優界最大のイベント「第十八回 声優アワード」が9日、都内で開催され、功労賞に「ドラゴンボール」のピッコロ役などで知られる古川登志夫(77)、「赤毛のアン」アン役などで知られる山田栄子(70)が輝いた。

 この日は古川が感謝の気持ちを述べるとともに、先日亡くなった漫画家・鳥山明さん、声優・TARAKOさんに触れた。

「お2人とは僕も個人的に関係が深いので…」と切り出すと「今、日本のポップカルチャーコンテンツが世界の国々で大変高い評価を得ていて。そうしたポップカルチャーをコンセプトにしたコンペディション、イベントが数多く開かれている」と世界各国で日本の文化が注目を集めている現状を説明。

「そこに声優である我々もゲストで招かれることがあります。こうした声優の地位とか、ポップカルチャーコンテンツの価値を世界的に高めてくださった功労者のお2人に哀悼の意と感謝の意を込めて、ごあいさつとさせていただきます」と2人がもたらした功績に感謝しながら追悼した。

 また、山田もここまでの道のりを振り返り、近年は日本を暗いニュースが包む中で「何か1つでも自分の好きな明るいものを見つけて、そこを見つめてぜひ歩いていただけたら。きっと明かりが見えます、きっといいことがあります」とベテランとしての熱が伝わる話しっぷりで、全声優ファンを勇気づけた。