ヘンリー王子が主催する「インヴィクタス・ゲーム」のドキュメンタリーが、25日にストリーミングチャンネルHuluで上映を開始したため、ヘンリー王子夫妻と5年契約を結んでいるライバル会社のネットフリックスが衝撃を受けている。英各メディアが26日に報じた。

 ヘンリー王子が家族や「インヴィクタス・ゲーム」への献身について語る単発番組で、何の予告もなくディズニー傘下のHuluで配信を開始した。「ヘンリー王子のミッション:人生、家族、そしてインヴィクタス・ゲーム」と題されたこの作品は、ヘンリー王子が先週にカナダでABCニュースに受けたインタビューに基づいている。

 デーリー・メール紙ではネットフリックスの幹部が「平手打ちを食らったようなもの」だと報じ、同社幹部は夫妻とは引き続き契約を結んでいると述べたものの、突然の放送には衝撃を隠せないようだった。

 有力テレビニュースプロデューサーは、ヘンリー王子はインタビューが番組に使用されたことを知る必要があり、ABCがHuluがドキュメンタリー化することを許可する同意書に署名する必要があったと語っている。

 サン紙によるとネットフリックスとは7800万ポンド(約145億5500万円)大型契約を結んだが、まだ半分が未支払いだという。来年には契約満了だが、同社に対する「裏切り行為」あるいは契約違反と見られてもおかしくない。今回のHuluによる突然の放送は大きな波紋を起こしそうだ。