ボートレースびわこのGⅡ「第8回レディースオールスター」(優勝賞金460万円)は25日、12Rで優勝戦が行われた。気温5度で冷雨も降る真冬の決戦は、1号艇の渡辺優美(31=福岡)がインからトップスタートを決めて1Mを先マイすると、もつれる2着争いをしり目に独走のゴール。通算14回目の優勝はうれしいGⅡ初制覇となり、女傑の歴史に名前を刻んだ。
3日目から5連勝で駆け抜けたゴールはVゴールだった。今節は「乗れただけでびっくり」というドリーム戦(4着)スタート。2日目前半は6着に敗れ、その時点では準優1号艇候補になるとは思えなかった。潮目が変わったのは3日目だ。「マイナスにこだわっていたチルトを0にしたのがハマった」と機力の軌道修正に成功。連勝で反撃ののろしをあげた。とりわけ「誰も逃げていなかったので自信になった」と、11Rまで逃げゼロだった3日目12Rの逃げで手応えをつかんだ。
得点率3位で乗った準優では、2位の海野ゆかり(11R)と1位の遠藤エミ(12R)が立て続けに2着に甘んじ、10Rを逃げていた渡辺に優勝戦1号艇のお鉢が回ってきた。地元エース・遠藤が主役になるはずの舞台で浴びた突然のスポットライトだったが「こんな絶好のチャンスはないと思ったので、逃げて優勝を持って帰ろう」と気後れは一切なし。優勝戦当日も「緊張よりワクワク感の方が強かった」とメンタルは万全で「ペラ調整をしていたら、あっと言う間に時間が過ぎた。でも、展示の感じがめっちゃ良くなっていた」と仕事師ぶりも見せつけた。
「タイトルを取る、100勝する、勝率8点を取る」と三つ掲げた〝今年の目標〟だったが「一つクリアしちゃいましたね。休み(26日からF休み)の間、トークショーが入っているので、優勝の報告をしまくります(笑い)」
究極の目標を「グランプリに出場」に置く新星は「来年は実力も人気も1位で走りたい!」と表彰式に詰めかけたファンに同じ舞台に戻ってくることを約束した。












