◇香川素子(47)滋賀支部80期
人気、実力を兼ね備えた女子レーサーが激突するGⅡ「第8回レディースオールスター」が20日に開幕する。舞台はマザーレイク琵琶湖に面するボートレースびわこ。カウントダウンコラム「選ばれし女神たち」第2回は、びわこボートをホームプールとして活躍している香川素子が登場。地元ビッグレースにかける思い、そしてボートレーサーの愛息2人への思いを明かした。
2022年8月まるがめレディースチャンピオンでGⅠ初V。届きそうで届かなかったビッグタイトルを手にした。それまでも女子選手を最前線で引っ張ってきたのは間違いない。
迎える地元びわこでのGⅡレディースオールスター。いつも以上に気合が入ってもおかしくないが「特には…。普通ですよ(笑い)」と超リラックスムードだ。
レディースオールスターは第6回大会(桐生)以外は参戦。2017年の第1回大会(宮島)優出6着、第4回大会(鳴門)予選突破も、他は予選落ちと思うような結果を残せておらず、実力を考えると物足りなさがある。
さらに第2回大会のびわこでは初日に痛恨のFで戦線離脱。その〝リベンジ戦〟ともなるが、落ち着きを放っている。「Fを切らないようにしたい」と同じ失敗をしないように自分に言い聞かせるように話した。続けて「優勝は狙っていく」と言葉に力を込める。「最近びわこはよく走らせてもらっている。調整は分かった気がするし、だいたいのメドは立ったかな」と自信をのぞかせる。その一方で「まあ、エンジンの引き次第ですけどね」と笑った。
期待せずにはいられないだけのデータがある。びわこでは昨年は10月混合戦でV。12月男女W優勝戦でも10走7勝をマークして優勝。前回1月正月戦でも優出(6着)と地元水面で躍動している。今回、このアドバンテージを遺憾なく発揮しそうだ。
「たぶんモチベーションになっている」と話すのが、息子2人の存在。兄・颯太(125期)は昨年7月びわこで3コースまくりでデビュー初Vを飾った。弟・陽太(133期)はデビューしたばかりで、まずは水神祭を目指している。「下の子の方が、出てきた時の感じではうまい。1勝は通過点だと思う。覚えることが多いので、そこからですね。一応、教えてはいますよ」と母として、また一人の先輩レーサーとして成長を見守っている。「見られている感じはあるので、変な姿は見せられない」と自身も気持ちを引き締めている。
地元の声援、さらに2人の息子の存在をパワーの源にして、自身2度目のグレード戦制覇で〝母は強し〟を証明する。












