60円ラーメンなどの良心的な価格の料理と昭和を継承した個性的な雰囲気で人気の定食酒場食堂(東京・新宿区片町)が、今月末で閉店することになった。建物老朽化のため解体が決定し、すでにランチ営業を終えた。

 店主の天野雅博氏は「長年にわたり、皆さまご愛顧ありがとうございます。閉店までの間お楽しみください。移転先が見つかり次第、再オープンします。時代は流れても、どこまでも昭和を貫き通して来ましたが、次もまた昭和を創ります」と語る。

張り出された閉店を知らせる紙
張り出された閉店を知らせる紙

 元「仮面女子」のメンバーでラーメンコメンテーターとしても活躍中の上下碧は「昭和にタイムスリップしたようなお店の雰囲気やメニューで楽しいお店がなくなってしまうのは寂しいです。定食酒場食堂でいただいた60円ラーメンは一生忘れません」と話す。

 また、坂本一生は「外観からしてインパクトある昭和の遺産みたいは店が閉店するなんて寂しいですね。残念ですが、建物老朽化で解体は仕方ありません。閉店の知らせを聞いて、閉店前に絶対行こうとマネジャーに、すぐに電話しました。ジンギスカンなど、料理もおいしかったし、昭和風のメッセージを書いた張り紙や店内の雰囲気も面白かったです」とコメントした。

 女優の椿かおりは「熱く面白いマスターに、個性的でお財布に優しいメニューの数々、こども食堂や大人たちの憩いの場としてたくさんの方々に親しまれてきたお店がなくなってしまうのは残念です。再オープンされるとのことですので、またあのにぎやかな場所が帰ってくることを心待ちに致しております」とエールを送った。

 写真家の鯨井康雄氏は「タイムスリップしたい時、夢と希望に満ち溢れていた青春時代、有名カメラマンになると決めてまっしぐらに階段を駆け上がっていた頃を思い出させてくる場所でした。懐かしい味の焼きそば。全てが懐かしいお店です。お店も新たな場所で頑張ってください」と言う。

 前新宿区議の永原たかやす氏は「新宿にあるのにどこか懐かしく暖かみのある建物が好きでした。名物メニューのハムカツは街の中にある精肉店の昭和のハムカツそのままでした。閉店すると聞いて、記憶の中の故郷がなくなってしまうぐらい寂しかったです。早く移転先が見つかってほしいです」。伊藤陽平新宿区議は「お客さんとの交流を楽しめるとてもアットホームな居場所でした。80円の激安ナポリタンが美味しかったです」。樋山真一新宿区議は「昭和の古き良き時代のお店で、料理もおいしく誰もが気軽に集まるお店が閉店し残念です」と話している。