ダウンタウン松本人志(60)のフジテレビ系「ワイドナショー」への出演が取り止めとなり、波紋を呼んでいる。当初、松本が14日放送の同番組で週刊文春の報道について心境を語るという構成案だったというが、それがキャンセルに。舞台裏を追跡すると、出演取り止めを促したのはフジ上層部だったという。

 松本は昨年12月27日発売の文春で女性問題が報じられた。吉本興業は同日、当該事実は一切ないとして、文春への法的措置を検討していくと表明。

 事態が急転したのは年明けだった。吉本は1月8日、松本から裁判に注力し、活動休止したいと申し出があったなどとし、松本の活動休止を発表。当の松本は同日、X(旧ツイッター)に「事実無根なので闘いまーす。それも含めワイドナショー出まーす」と投稿し、ファイティングポーズを取ってみせた。松本は昨年3月で「ワイドナショー」を卒業。当初、予定されていたのは〝古巣〟の番組に出演し、文春の報道について心境を語るというものだった。事情を知るフジ関係者の話。

「『ワイドナ』スタッフは文春報道の内情を確認した。それで、松本さんが14日放送の番組にスタジオ出演し、心境を語る構成を練り始めたんです」

 問題の当事者で、しかも潜在視聴率の高い松本が語るとなれば、高視聴率が期待できる。

「ただ、松本さんの主張に寄り過ぎてしまう懸念がありました。そこで実際の放送では、女性側が文春の記事上で打ち明けた言い分も取り上げ、双方のバランスをしっかり取ると確認しました。女性側の言い分はVTRを作ったり、アナウンサーや芸能リポーターに語らせようとなりました」(同)

 これが松本の8日の投稿「ワイドナショー出まーす」につながった。

 ところが、「ワイドナショー」への出演についてSNS上で松本、フジへの批判が殺到した。

「想像以上の風当たりでした。フジ上層部は『ワイドナ』側に懸念を示しました」(別のフジ関係者)

 だが、出演を承諾した手前、そう簡単に取り止めることはできない。そこで松本の露出を最大限縮小する方向で調整しようとしたという。

 松本も9日、Xで「ワイドナショー」への出演について「休業前のファンの皆さん(いないかもしれんが)へのご挨拶のため。顔見せ程度ですよ」とトーンダウンした。

 それでもSNS上で疑問の声はやまなかった。

「世間の声を受けて、フジ上層部は『ワイドナ』側に松本さんへの出演取り止めを決めました」(同)

 フジは10日、松本の「ワイドナショー」への出演取り止めを発表する事態に追い込まれた。「当社と(所属先の)吉本興業で協議して総合的に判断した」と説明した。