ボートレース多摩川のプレミアムGⅠ「第12回クイーンズクライマックス」の優勝戦が31日に行われ、1号艇に浜田亜理沙(35=埼玉)がイン逃げ快勝。大会初出場初V、GⅠ初Vを飾った。
初出場のクイーンズクライマックスでトライアル3戦を1、2、2着と快走し賞金女王決定戦1号艇をもぎ取った。迎えた頂上決戦は計り知れないプレッシャーと戦いながら、トップスタートとなるコンマ15の気迫の踏み込みから先マイ。守屋の全速ターン、遠藤の鋭角差しを一切、寄せつけない逃走劇でVゴールを駆け抜けた。
レース後は光輝くティアラを戴冠。「実感がわかないけど、自分がかぶることができたんだな、という気持ち。ティアラは重いですね」と笑顔がはじけた。
浜田にはどうしても勝ちたい理由があった。3月には地元・戸田でSGクラシックが開催される。地元SG開催が発表されると夫の中田竜太と「夫婦でクラシックに行きたい」と話していた。その中田は5月の平和島69周年記念でⅤを飾り早々と出場権利を獲得。クイーンズクライマックス直前まで年間4Vだった浜田が出場するには今大会か2月の平和島GⅠ関東地区選で優勝するしかなった。
「クラシックに出たいと思って、スタートは絶対に行くつもりで気合を入れて1日を過ごしていました。出場が決まってうれしいです。この1年の目標はSGに出ることだった。次はクラシックで1着を取って、水神祭を挙げることが目標ですね」と夫婦揃っての地元SG出場に今から胸を踊らせている。
中田も最愛の妻の優勝にコメントを寄せた。「自分だったらプレッシャーで押しつぶされてるかもしれない。でも自分が見てる感じだと彼女は自然体だし一番笑顔が見えた。選手としても、家族としても、子供の母親としても尊敬しかない。本当に『おめでとう』と思います」と祝福。夫婦にとって最高の形で幕を閉じた2023年。そして2024年のさらなる活躍を予感させるVとなった。












