東海地区のボートレース4場では今年も恒例の正月シリーズが開催される。浜名湖は29日~1月3日、蒲郡は31日~1月4日、とこなめは30日~1月4日、津は30日~1月4日。各地ともに地元の有力レーサーが集結して年末年始の寒風を吹き飛ばす〝熱闘〟繰り広げられる。

【蒲郡ボート新春展望】

 10月の当地SGダービーに参戦した平本真之、赤岩善生、岩瀬裕亮、吉田裕平らが中心となる5日間シリーズだ。

 平本はダービーでは低調機を引き、節間未勝利と大苦戦したが、まともなら地力は最上位。直前の住之江グランプリではトライアル1stから勝ち上がり、優勝戦進出と実績は1枚抜けている。

 赤岩はダービーでは準優3着に終わり、優出はならなかったが、大舞台でも快パワーを発揮して存在感は示している。

 吉田は初参戦となったダービーでSG初優出(3着)と大健闘。新年の飛躍が期待される1人でもある。鈴木勝博は当地4連続優出中と堅調だ。

 野中一平と佐藤博亮にはコース不問で攻めの起点になるだけの速攻力がある。伏兵では伸び仕様がハマった時の仲道大輔に注目したい。

【注目選手】吉田裕平(27)=愛知・117期

 SG初参戦となった10月の蒲郡ダービーでは準優1号艇を獲得してファイナル進出に結びつけた。初出場の重圧だけでなく、初日はオープニングセレモニーで選手宣誓も任され、慣れない大役に戸惑いも見せていた。

「走りに集中するだけでなく、いろいろとやらなければいけないことが多かった。初日の開会式が一番緊張したけどそれを乗り越えてうまく結果も残せてよかった」と充実感を漂わせながら節間の奮闘を振り返った。

 2023年はGⅠに6節しか参戦しなかったが、24年は今節後3連続でGⅠ参戦となるのも〝ダービー効果〟によるものが大きい。グラチャン出場は確定的で他にもSGで活躍の場は増すはずだ。