全員で勝つ! 大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)で、YA―MAN(27)と対戦する平本蓮(25)が、独占インタビューで意気込みを激白した。まさかのジャーマンでのフィニッシュを予告したかと思えば、安保瑠輝也を総合格闘技(MMA)に引き込んだ真意など、今回も〝平本節〟は絶好調。同じく大みそか決戦に出陣する親友の芦澤竜誠、弟の平本丈、練習仲間の三浦孝太とそろっての勝利を誓った。

 ――YA―MAN戦はどんな戦いを見せたいか

 平本 キャリアの違いもあって、俺のほうがMMAとしては完成されていると思うんですけど、YA―MANもオープンフィンガー(グローブ)のキックルールに出ているので。YA―MANって(パンチを)振っているように見えて、実は振って振ってそこからコンパクトに打ってるんですよ。(RIZINフェザー級王者)鈴木千裕のヘタクソ版というか、種類が近いんです。だからあの右は警戒しようかなって。ただ、組み技に関しては正直レベルが違うと思うっすね。

 ――今回はどんな決着になると思うか

 平本 流れの中で自ずととフィニッシュになると思います。KOだったり、一本だったり。MMAファイターとして、マウント取ってヒジでボコボコにしてやろうかなっていうのもありますけど、僕がタックルにいったら面白くないですか? そしたら沸くと思うんで。ジャーマン(スープレックス)だったり(笑い)。

 ――自分から組むこともあると?

 平本 組み技を選択肢として捨てるのは、もったいなかったなというのがあるので。ずっと大塚(隆史)コーチとやっている基礎があるので。

 ――この試合の先に見据えるものがある

 平本(うなずいて)朝倉未来とやりたいです。その試合を実現するために、絶対に勝ちたい。ああいう人がいたからこそ、自分が燃え上がって今までできてきたし。煽り合いは十分やったと思うので、もうそういうのはいいかなって思います。

 ――ところで、安保を大みそかの久保優太戦のルールをMMAとするように誘った理由は

 平本 シンプルに、安保って面白いヤツなんですよ。それをみんなが知ったら、もっと好きになるはずなんです。だけど、まだポテンシャルを解放しきれていない感があった。そういうのもあって「ここで絶対(MMAを)やったほうがいいよ」って言ったら、アイツ、すごい納得したんです。実際、俺がゴリ押ししたっていうより「やっちゃえば? だって久保にケンカで負けないっしょ?」って言ったら「ホンマそれやな。なんで俺、今までビビってたんやろ」って感じでしたから。それ見て「コイツ、おもしれーなー」って思いましたね。男って決断をする時があるじゃないですか。その潔さがあるというか。でもまあ、ここに来て仲良くなるとは思わなかったっす(笑い)。

 ――弟の丈も大みそかにYUSHI戦でデビューする

 平本 YUSHIと僕の因縁は関係ないので、自由に丈のMMAを見せてほしい。丈はめっちゃ強いですよ。オールラウンダーで全部できるんで。本人のひと皮むけた姿をバシンと見せてほしい。幸運を祈りたいです。

 ――親友の芦澤も大みそかに太田忍戦でMMAデビューだ

 平本 だから全員で勝って、全員でいい年越しをしたいです。来年から新たなRIZINを自分たちで盛り上げたい。今、孝太も一緒に練習しているんで、(大みそかの対戦相手)皇治の対策はバッチリなんですよ。だから孝太も含めてチームで勝ちたいですね。チームの強さをRIZINに見せたいです。

 ☆ひらもと・れん 1998年6月27日生まれ。東京・足立区出身。2014年11月のK―1甲子園で優勝を果たし、翌年にプロデビュー。K―1やKrushで活躍し、17年のK―1ライト級トーナメントでは準決勝でゴンナパー・ウィラサクレックを破る大金星を挙げて準優勝。20年大みそかの萩原京平戦でMMAデビューした。戦績はキックボクシング11勝4敗6KO、MMA2勝3敗。SNSでの過激な発信も話題に。173センチ、66キロ。