歌舞伎俳優の中村壱太郎(33)、尾上右近(31)が18日、大阪市北区のお初天神(露天神社)で「立春歌舞伎特別公演」(2024年2月2~18日、大阪松竹座)夜の部の「曽根崎心中」の成功祈願を行った。

 本公演は、2025年「大阪・関西万博」を見据えて大阪府と大阪市が主催する大阪国際文化芸術プロジェクトの一環で、2月に大阪松竹座に上方(大阪)と江戸(東京)の歌舞伎俳優が集結し、没後300年を迎える近松門左衛門の代表作「曽根崎心中」などを披露する。この演目は、江戸時代に大阪で実際に起こった心中事件を題材に作られた傑作。心中事件を起こす天満屋お初に壱太郎、平野屋徳兵衛に右近が挑戦する。

「曽根崎心中」成功祈願に参加した2人
「曽根崎心中」成功祈願に参加した2人

 神妙な面持ちで成功祈願の祝詞に聞き入っていた壱太郎は「祝詞を奏上されると、背負う責任というものを強く感じた」と話した。境内での記念撮影を終えた後、金屏風が置かれた会見場に現れた2人は、イチャイチャムードを演出。壱太郎が「結婚会見みたい」とこぼすと、右近が「いよいよ結婚」と楽しげだ。

 同神社には、お初と徳兵衛の純愛に共感を覚えた参拝者が、良縁を願いハート型の絵馬を奉納する習わしがある。壱太郎は「彼と2人で書かなきゃな。プライベート的にも仕事的にも書いといた方が良いんじゃないかな」と話し、それを聞いた右近は「絵馬っていうのは正直、自分たちの思いを秘めたい派なので…。でも、壱太郎さんが『書け』というなら書こうかな」と仲の良さを見せつけていた。