綱取り初挑戦だ。大相撲九州場所千秋楽(26日、福岡国際センター)、大関霧島(27=陸奥)が13勝2敗で4場所ぶり2度目の優勝を果たした。1差で追う幕内熱海富士(21=伊勢ヶ浜)が関脇琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)に敗れ、この時点で優勝が決定。結びでは大関貴景勝(27=常盤山)を突き落として白星で締めくくった。
来年4月に定年を迎える師匠の陸奥親方(元大関霧島)にとっては、最後の九州場所。師匠の〝ご当所〟で賜杯を抱いた霧島は「うれしいです。霧島という素晴らしい名前を親方からいただいて、いろんな人から親方は九州場所最後だから頑張ってくれという声をいただいて。一つ、よかったと思います」と喜びをかみしめた。
新大関の名古屋場所は右肋骨のケガで初日から休場。途中出場も負け越しに終わった。カド番で迎えた秋場所も9勝どまり。霧島は「新大関はケガで苦しかった。先場所はカド番で緊張しすぎて、良くなかった。今場所、思い切り自分の相撲を取っていく気持ちで15日間頑張りました」と大関3場所目にかける思いを口にした。
今場所前には精力的に出稽古を敢行。「初めての13勝。場所前の稽古がちゃんとできたので、それのおかげだと思います」と胸を張った。優勝2回を果たした一年を振り返り「今思うと、素晴らしい一年でした」と笑顔を見せた。
大関として初優勝を果たし、来年1月の初場所は綱取りへの初挑戦となる。その横綱候補は「いつも通りに、しっかり稽古して頑張ります」と意気込んだ。












