大相撲九州場所11日目(22日、福岡国際センター)、大関豊昇龍(24=立浪)が元大関の幕内朝乃山(29=高砂)を下手投げで退けて、8勝目(3敗)を挙げた。

 前日の関脇若元春(30=荒汐)との一番に続き、実力者を撃破した。NHKで解説を務めた西岩親方(元関脇若の里)は「全身がバネのようで、体が柔らかいから投げが強い」と分析する。

 同じく玉ノ井親方(元大関栃東)は「豊昇龍らしい相撲内容が出てきているし、表情を見てても気合が入っている。大関での初優勝を目指しているだろうし、何かしてくれるのでは」と期待を寄せた。

 優勝争いでは、大関霧島(27=陸奥)、関脇琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽)、幕内熱海富士(21=伊勢ヶ浜)が2敗で並ぶ。明日は熱海富士との一番で、一差で追う豊昇龍にとって絶対に負けられない戦いとなる。