大みそかのボクシング中継復活を! 志成ジムは20日、都内で会見を行い、大みそかに「LIFETIME BOXING FIGHTS 18」(東京・大田区総合体育館)を開催することを発表。WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(34=志成)も出場予定だとし、27日の会見で詳細を明らかにするという。
井岡の対戦相手にかかわらず、同イベントは昨年まで12年にわたって大みそかのボクシング中継を行ってきたTBSで中継はされない。それだけに、このイベントに参戦する東洋太平洋フェザー級王者の堤駿斗(24=志成)は「テレビ中継がなくても、見てもらえるような試合をするのが自分たちの仕事」と前置きした上で、こう話を続けた。
「やっぱり大みそかにテレビをつけたらボクシングをやっているというのが、今までの流れとしてはあったので、寂しい部分はある。いずれは自分がもっと有名になって、大みそかのテレビにボクシング中継を取り戻せるような選手になりたい」
堤はWBAフェザー級15位のルイス・モンシオン・ベンチャーラ(ドミニカ共和国)と対戦。野望実現へ、まずは大みそかの勝利を目指す。