両親への自殺ほう助の罪に問われた歌舞伎俳優・市川猿之助被告(47)の判決公判が17日、午後3時から東京地裁で開かれる。
これに先立ち地裁には、一般傍聴券23枚を配る抽選に429人が集まった。抽選倍率は18・6倍。ちなみに法廷にある傍聴席は全42席。先月20日の初公判では、一般傍聴券22枚に対し1033人が抽選に並び、倍率は46・95倍だった。
正午までに地裁へ来た人に、抽選番号記載のリストバンド型整理券が配られ、抽選発表の予定時間は午後2時20分ごろ。そのリストバンドは配られた際、その場で手首に装着しなければならず、抽選後の傍聴券引き換えまで、はめたままにしておかなければならない。
整理券と一緒に配られた「傍聴希望者の方へ」というビラには「装着したままにしてください(貼り直し、汚損、切断、複数枚の所持は、すべて無効です」と明記してある。
つまり整理券を手首にはめた一般傍聴希望者は、抽選発表までの2時間20分、時間を持て余すことに。地裁周辺ではこの日正午すぎ、大手メディアに雇われた並びバイトの中年女性グループが、まとめ役のスタッフから事情を説明されながら途方に暮れていた。しかも当時、霞が関は大雨。
「先輩の応援で並びに来たから手ぶら。2時間以上もこの辺で雨の中、何して時間を潰せというのか。抽選に当たる確率も低いというのに…。地裁ホームページの『傍聴券交付情報詳細』には、何時に抽選をして傍聴券を配るのかが書いてない。これも不親切」。現場にいたライターはボヤいていた。
先月の初公判は、午後1時半開廷で、リストバンド型整理券の配布締め切りは午前11時20分、抽選と傍聴券引き換え開始は正午で、その間の待ち時間は40分だった。対してこの日の待ち時間は2時間半近くと、時間が大幅に伸びたのには何か理由があるのか?
地裁に問い合わせたところ「こちらでお答えできるのは、傍聴席の席数や、整理券の配布枚数、公判時間などだけ。時間がなぜ延びたかというのは答えらえない。地裁のホームページに載っていること以外はお答えできない」とのことだった。












