待望の白星だ。大相撲九州場所4日目(15日、福岡国際センター)、元関脇で優勝経験者の幕下若隆景(28=荒汐)が幕下栃神山(22=春日野)を寄り切って復帰後初勝利。関脇だった春場所で右ヒザ前十字靭帯断裂の大けがを負って以来、236日ぶりの白星を挙げた。

 取組後は「自分の相撲を取ろうと思っていきました。しっかり集中していこうと思った。(今場所は)まだ残りたくさんありますけど、それでもホッとした気分」と安堵の表情を浮かべた。初日の1番相撲は黒星発進。「初心に返って、しっかり自分の相撲を取ろうと思った」と気持ちを切り替えてこの日の土俵に臨んだ。

 8か月ぶりの勝利で観客から大きな拍手を送られた元関脇は「拍手と歓声は耳に入っていた」と感慨もひとしお。次の相撲へ向けて「ケガの不安? そういうのはない。これからも集中して相撲を取りたい」と気持ちを引き締めた。