ジャーナリストの江川紹子氏が8日、「X」(旧ツイッター)を更新。TBSの情報番組「サンデーモーニング」における誤報問題に言及した。

 5日放送の同番組でイスラエルとパレスチナ・ハマスとの紛争を取り上げた際、ネット上に投稿されたハマス幹部の画像について「生成AIでつくられたフェイク画像」と伝えた。しかし、その後の調べで2014年以前から出回っていた可能性が高いことが判明。また「灰にまみれたパレスチナの子どもたち」についても「生成AIが作ったもの」と伝えたが、根拠はなかったという。

 同番組は8日、放送内容について番組ホームページで「お詫びと訂正」を掲載し謝罪した。

 江川氏はこの問題について「SNS上でフェイク画像が飛び交う昨今。マスメディアはより画像や情報を精査して発信するという期待と責任が一層重くなっている」と指摘。その上で「こうした間違いがなぜ起きたのか、それを検証・報告し、共有することで再発防止につなげてほしい」と訴えた。

 最近では生成AIによるフェイク画像・動画が世界中で大量に出回っている。一見してフェイク画像と見抜くことが難しい、精巧なものも多く、混乱を招いているとも言える。

 日本でも最近、生成AIを使った岸田文雄首相のフェイク動画がSNS上で広がり、問題となった。