ジャーナリストの江川紹子氏が26日、「X」(旧ツイッター)を更新。韓国最高裁が「帝国の慰安婦」の著者の有罪判決を破棄したというニュースに言及した。

 著書「帝国の慰安婦」で、元慰安婦の名誉を傷つけたとして名誉毀損罪に問われた世宗大の朴裕河(パクユハ)名誉教授の上告審で韓国大法院(最高裁)は26日、罰金1000万ウォン(約110万円)としたソウル高裁の判決を破棄。審理を高裁に差し戻した。

 このニュースに江川氏は「よかった。自判で無罪確定させればもっとよかったが。ともかく学問の自由、表現の自由は守られたよう」と安どした思いをつづった。

 その上で「検察がポピュリズムに陥ると、本当に危うい」と警鐘を鳴らした。

 著書では慰安婦について「日本軍と同志的関係にあった」「自発的な意思で慰安婦にあった」という記述について検察は虚偽とし、元慰安婦の名誉を毀損する内容と主張。学術研究における言論と表現の自由などが争点となっていた。

「帝国の慰安婦」は2013年に出版された学術書。14年に日本でも発刊され大きな話題となった。