「ダンシング・オールナイト」で知られるシンガー・ソングライターもんたよしのり(本名・門田頼命=かどた・よしのり)さんが18日朝、大動脈解離のため死去した。72歳だった。

 1971年にソロ歌手としてデビューし、80年にバンド「もんた&ブラザーズ」を結成。「ダンシング・オールナイト」が大ヒットした。

 83年には西城秀樹さんの代表曲の一つ「ギャランドゥ」の作詞作曲を手がけた。「西城さんともんたさんは、お互いの音楽にかける情熱を認め合っていました。2人が意見をぶつけ合いながら徹夜で作ったのが『ギャランドゥ』だったそうです」(芸能プロ関係者)

 84年のバンド解散後も、関西を拠点に音楽活動を継続。一方でアジアなどの各国を訪ね、劇団四季のミュージカルなど演劇にも取り組んだ。

 最近もテレビやラジオの番組に出演していた。先月26日にはNHK「うたコン」に出演。「ダンシング・オールナイト」を熱唱し、「ギャランドゥ」を歌手の新浜レオンと披露した。

 今月2日には、自身のブログに「久々の生放送と言うことで 少しは緊張するかと思いきや そうでもなく、ただ楽しませてもらった」などとつづっていた。

 ある音楽関係者は「もんたさんはやっぱり昭和の大スターだなって感じでした。『うたコン』のリハーサルをちらっと見ていましたが、ステージではバンドの音を入念にチェック。指示する一言一言に、いい意味で緊張感が生まれていましたし、良いものを作りたいという思いがひしひしと伝わってきた」と明かした。

 もちろん、ステージの外は違う。「気さくな感じで周囲にも接していましたし、そのオーラはハンパなかった印象ですね」と同関係者。

 生涯歌い続けたレジェンドの声は、いつまでも人々の耳に残り続ける。