歌手の串田アキラが12日、肺がんで亡くなったアニソン歌手の水木一郎さんへ追悼のコメントを発表した。

 串田は水木さんの訃報を聞いたとき「喉がつまり胸を締めつけられる思いでした。『本当かよ』『何が起きてんだ』と信じられませんでした」という。

 11月27日に都内で水木さんが歌手の堀江美都子と「ふたりのアニソン」というステージを開催した際には、サポートとして呼ばれたという。その際は水木さんの指名でアニメ「ムーの白鯨」の使用楽曲「勇者の剣を手に」を歌唱した。「ひとりで歌うことになっていましたが『俺も歌うよ、ハモるよ』と言って2人で歌いました。トークの笑顔も最高でした。その『ふたりのアニソン』が『生涯現役』を全うしたステージでした。ついこの前に感じます」と水木さんの最後のステージを語った。

 串田は「多くのアニソンを歌い、アニソンシンガーを世に広めようとバラエティー番組の出演も積極的でした。自分も呼んでいただきました。アニソンは知ってるけど歌手の名前は知らない、そんな時代だったから言葉では言えない程の努力をしてきたと思います。本当にアニソン界を盛り上げてきた『帝王』でした」とたたえた。

 また「いつだったか、『クッシー、俺はもう怖いものなんか何にもないよ』と言ってた。そりゃ『天下の水木一郎』だもんね!と思ってたけど、その時も病と闘っていたんだと思う…。若い頃の話もふたりでよくしましたね。バンドボーイ時代の話とか。またいつか話の続きを…今はゆっくり休んでください」と悼んだ。