元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏が5日、「モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。2日に行われたジャニーズ事務所の会見で、特定の記者に対する「指名NGリスト」が存在したことを断罪した。

 2日のジャニーズ事務所の会見では、質問する機会が回ってこないことに不信感を抱いた複数の記者から怒号が上がる事態となっていたが、その原因となったかもしれない「指名NGリスト」が存在したことが3日に明らかになった。

 これに対し、ジャニーズ事務所は4日夜にコメントを発表。PR会社が独断で作成したものだと説明し、会見前々日の打ち合わせで指名NGリストを見た井ノ原快彦が反対したこと、そのやり取りを役員全員が聞いていたと明かした。その上で、指名NGリストについて「弊社の関係者は誰も関与しておりません。見てもおりません」、「本当に弊社は誰か特定の人を当てないでほしいなどと言う失礼なお願いはしておりません」などと釈明した。

 しかし、玉川氏は「やっぱり不信感は高まらざるを得ないですよね」と話すと、今回の問題について複数の疑問点を指摘し始めた。

 まず、玉川氏が指摘するのは、なぜ、2時間に会見の時間を区切ったかということだ。9月の会見では時間制限を設けなかったが、「2時間は会場の都合ってことですけど、あの日に会見すると通告してきたのはジャニーズ側であって、メディア側があの日にしてくださいって言ったわけじゃないですよね。であれば、2時間じゃなく、ちゃんと時間が取れる日を選ぶことができたはず」と厳しく糾弾した。

 さらに「逆に2時間って時間制限は、今回のNGリストと関わってくると思うんですよ。もともとPR会社がNGリスト作って、当てたいリストも作ってたってことですけど、これ2時間だからこそリストの意味が出てくる」と指摘。その意味について「公式コメントのなかに、『前半ではなく後半に当てます』って役員が全員聞いてますとあるけど、後半にするってどういう意味かというと、後半に持っていったら時間切れになるってことじゃないですか。それを了承していたってことは、ジャニーズ側も時間切れを考えた上でこういう対応したんじゃないかって疑念を持たれてしまいますよ!」と姿勢を問題視した。

 玉川氏の追及はまだ続く。会見ではNGリストとは反対の「当てたい記者」リストも存在したと言われるが、これについて「当てたいリストってなんですか?って話。当てたいリストって、ジャニーズと話をしないでどうやって作るんだろうな?」と鋭いツッコミだ。

 その上で玉川氏は「こうなった以上、PR会社は会見を開いてどういう経緯でこうなったか明らかにしてもらう必要が出てきたなと思いますね」と、本来の性加害問題とは別に会見を開く必要性があると指摘した。