故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、NHKは27日の定例記者会見で、ジャニーズ事務所の被害者補償などの取り組みが十分と判断するまで、大みそか放送の「NHK紅白歌合戦」にジャニーズタレントを出場させないと発表した。そんななか、元King&Princeの周辺がにわかに騒がしいという。

 NHKの稲葉延雄会長は27日の定例記者会見で、ジャニーズの被害者に対する補償や再発防止の取り組みが十分と判断するまで、ジャニーズタレントの新規起用を見合わせると発表した。この方針は同日から適用し、大みそか放送の「紅白」も対象。現在、番組に出演しているジャニーズタレントはそのまま。民放各局は起用見直しに慎重だが、踏み込んでみせた。

 NHKの担当者は、ジャニーズが10月2日に今後の方針を発表することについて「当然重要な要素だが、事務所と直接の対話も続け、その内容も含め判断する」と説明。紅白には近年、5~6組のジャニーズタレントが出場していたが、NHKがジャニーズの対応に納得しなければこれがゼロになる。

 芸能界はNHKの方針に一気にザワついた。ジャニーズ勢の〝枠〟がごっそり空けば、他のアーティストにはチャンスだからだ。この間隙を縫って、電撃出場の可能性が浮上するのが〝辞めジャニ〟勢。香取慎吾ら元SMAP3人が有力視される中、元キンプリの平野紫耀、神宮寺勇太、そして9月いっぱいでジャニーズ事務所を退所する岸優太にも注目が集まる。

 芸能関係者は、Kis―My―Ft2のメンバーだった北山宏光がジャニーズを退所した直後の9月17日、滝沢秀明氏が率いる「TOBE」に加入したことを念頭に「岸もほとんど間を置かずにTOBEに加入、平野、神宮寺と合流して3人で音楽活動を再開するといわれています」と話す。

 岸の合流を待つ平野は23日にインスタグラムを更新し、キンプリ時代のヒット曲「ツキヨミ」「ichiban」の振り付けを担当した有名ダンサーのRIEHATAとの2ショット写真を投稿。24日にはツーショット動画、25日にショーン・コムズの楽曲「Blow a Check」を使用し、キレがあり息の合ったダンスを披露した。

 同様にRIEHATAも24日、インスタのストーリーズで「平野紫耀担の皆さん、任せて」とメッセージ。音楽関係者によると「平野は水面下で音楽制作を行っていると聞いてます。その動向は大手レコード会社の幹部クラスも注視。活動を再開すれば、獲得に乗り出すところもあるでしょう」という。

 すでに準備万端の平野。昨年の紅白出場歌手の発表は11月中旬ごろだったが、今年は一連のジャニーズ問題で「後ろ倒しになる可能性が高い」(芸能プロ幹部)。となれば、岸の合流後、即座に楽曲を発表し話題となれば〝駆け込み〟で選ばれる可能性も出てくる。

「NHKとしてはジャニーズ枠が消滅危機である以上、数字を持っている平野さんら元キンプリ3人を出したい気持ちはあるでしょう」(テレビ関係者)

 今年の紅白は一転して〝辞めジャニ祭り〟になるのか――。