タレントの伊集院光が21日、千葉・幕張メッセで行われた「東京ゲームショウ 2023 メインステージイベント『日本ゲーム大賞 年間作品部門』」に出席した。
以前から授賞式の司会を務める伊集院は、「久しぶりの完全リアル開催ということでワクワクしながら来たんですけど、発表会場も大きくなって緊張しますね」とスケールアップに言及。そして「私も随分発表をやらせていただいてますけど、ついに堂々と老眼鏡をかけることにしました」と明かし会場を和ませた。
今回ゲーム産業の発展に寄与した人物などに贈呈される「経済産業大臣賞」は、発売から40年を迎えた『ファミリーコンピュータ』が受賞。賞状を受け取った任天堂の手塚卓志氏が全ての関係者に感謝の言葉を述べると、会場ではファミコン発売当時のCMが上映された。
伊集院は「思わず胸が熱くなるものがありますね。歴史の教科書に大きく載せてほしいですね」と当時を振り返りながら感慨深げに語った。
そして大賞は、株式会社カプコンが開発した『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が受賞。プロデューサーの辻本良三氏とディレクターの鈴木佳剛氏にトロフィーを贈呈したゲームユーザーの女性は、ゲームで仲を深めた相手と先週結婚したことを告白。伊集院が「〝モンハン婚〟ですよ!」とテンションを上げる中、辻本氏も「シリーズも来年で20周年を迎えますが、これからもチャレンジを続けて、いいものを届けていければと思います」と意気込んだ。
無事司会を終えた伊集院は、「久しぶりに壇上で喜びの瞬間を見せていただいたり、一般のゲームユーザーの方にもご参席いただいたりして、この形をブラッシュアップしながら、また皆さんと感動の瞬間を共有できればと思います」と締めくくった。