8月いっぱいで「Kis―My―Ft2」を脱退、ジャニーズ事務所を退所した北山宏光(38)が自身の誕生日である17日、滝沢秀明氏の芸能事務所「TOBE」に合流。ジャニーズ事務所が故ジャニー喜多川氏の性加害問題を認めた後、TOBEへ加わった〝辞めジャニ〟第1号になった。
これに複雑な思いを抱いたのが、藤島ジュリー景子前社長だという。
北山は2021年7月期のテレビ東京系「ただ離婚してないだけ」(テレビ東京系)で主演。夫が不倫相手を殺害したのを機に、冷めきっていた夫婦関係が逆に深まり、夫婦は次々と犯罪に手を染めて――というサスペンスだった。
「ジュリーさんは、不倫で人を殺しちゃう汚い役をやり切った北山さんをホメたんです。『こんなにもいい作品だとは思わなかった』と感動。ドラマの演出家に『もう北山だったら、自由にどんな役でもいいから使って』と頼んだとか。北山さんの演技力を認めたんですよ」(ドラマ関係者)
キスマイは長年、SMAPのチーフマネジャーを務めたI女史が手掛けたグループだ。事務所内にはI派とジュリー派の対立があり、その派閥争いはSMAP解散の一因ともいわれる。
I女史が16年1月にジャニーズを退社し、キスマイを取り巻く状況は一変した。北山は藤ヶ谷太輔、玉森裕太と比べて冷遇されたといわれ、それがTOBE合流につながったとみられていた。
ただ、他の幹部からは冷遇されたが、ジュリー氏からは評価されていたよう。ジュリー氏のお気に入りは「ジュリニ」と称され、北山もその一人だった可能性がある。
実際に北山は、I女史が退社してから4年近くドラマや映画への出演がなかった。ドラマで4年ぶりの出演となったのは、19年10月期のテレ東系主演ドラマ「ミリオンジョー」。北山は当時の制作スタッフと「ただ離婚――」で再タッグを組んだ。
ジュリー氏から演技にお墨付きを与えられた21年以降、北山は毎年、NHKを中心にドラマに主演、もしくは出演するようになった。
キスマイで人気メンバーだっただけに、ジュリー氏としては逃げた魚は大きかった。












