ジャニーズ事務所が18日、公式サイトでジャニーズJr.内ユニット「美 少年」の那須雄登(21)、佐藤龍我(20)による〝シュークリーム投げつけ動画〟、金指一世(19)の〝流出ベッド写真〟について謝罪した。ジュニアを束ねる井ノ原快彦もコメントを発表したが、活動自粛などの処分は下されなかった。滝沢秀明氏がジャニーズに在籍していたころとは比べ物にならないほどの大甘決着。井ノ原体制の新機軸を打ち出したが、果たして――。

 今週半ば、那須が「シュークリーム投げまーす」と壁に投げつける動画がネット上に出回った。その模様を撮影していたのが佐藤だった。その数日前には金指がベッドで寝ている写真や女性とのLINEのやり取りが流出した。

 ジャニーズが3人に確認したところ、事実だと認めたという。「今回のような報道がなされること自体、タレントとしての自覚と責任に欠けた行動」と断じた。

 その上で「今回の状況を総合的に判断し、このまま活動を継続させていただく方が、これから社会人として成長していかなければならない3人にとって、本当の意味での自覚と責任を獲得することにつながるのではないかと判断いたしました」と、処分はしないで活動を継続するとした。

 そもそも現時点で活動自粛などはとてもできないという事情もあった。「美 少年」は26、27日放送の「24時間テレビ」(日本テレビ系)で、系列の中京テレビでメインパーソナリティーを務めることが決まっている。19、20日には約200人のジャニーズJr.が集まる一大イベント「わっしょいCAMP」が東京ドームで開催される。

「これだけ仕事を持っていて、穴をあけたとなれば、それこそ責任問題になりかねないという判断でしょう」(芸能関係者)

 ジャニーズアイランド社長の井ノ原も「現在お話をいただいているお仕事を投げ出してしまうことも、大人としての責任に反していると思っております」とコメントを発表した。

 とはいえ、不祥事を起こしたタレントを次々と処分した滝沢体制と比べると、隔世の感がある。今回、問題となった佐藤は20年、当時未成年でコロナ禍にもかかわらず女性の家に通っていたことが報じられ、活動自粛処分を下されている。

 大きな仕事が迫っていたとはいえ、井ノ原体制になって甘くなることは予想されていた。「井ノ原は厳しいだけではなく、寛容にジュニアの子をまとめていく方針だと日ごろから感じられたので、こういう決着になるだろうと思っていました。滝沢時代とは違うというアピールもあるのかもしれません」(芸能プロ関係者)

 井ノ原体制になって、ここまで大きなジュニアの不祥事は初めてで、今回の処分なし決着が今後の基準となるだろう。ということはよほどのことでない限り、厳罰は下されないということだ。

「並大抵のことでは処分されないとなるとジュニアは事実上、野放しとなり、スキャンダルが相次いでもおかしくない。滝沢さんはジュニアを統括する立場になった時、それを許さないために綱紀粛正を図ったのですが、緩くなってこれからどうなるのか、心配な部分はあります」(同)

 井ノ原が寛容路線を打ち出したことに、過去に活動自粛など処分されたタレントのファンたちからは早くも怨嗟の声も漏れている。

 ジュニアは井ノ原の信頼に応えることができるか。