快進撃だ。大相撲秋場所11日目(20日、東京両国国技館)、幕内熱海富士(21=伊勢ヶ浜)が小結翔猿(31=追手風)を上手投げで破り10勝目。初めて役力士を撃破し、優勝争いでも独走態勢に入った。
幕内の出場力士では最年少で、2桁勝利に一番乗り。熱海富士は「勝ててうれしいです。緊張することもないし、落ち着いていけたかな」と笑みを浮かべた。
この日、1差で追走していた幕内高安(33=田子ノ浦)が3敗に後退。後続の高安、大関貴景勝(27=常盤山)、幕内剣翔(32=追手風)に2差をつける展開となった。周囲からの期待が高まる中でも、本人は「優勝とかは特に考えていない。まだ4番あるので、残りも頑張りたいです」と目の前の一番に集中する構えを見せた。
12日目(21日)は関脇大栄翔(29=追手風)と初顔合わせ。今後もプレッシャーのかかる場面で役力士との取組が続くことが予想される。初の三役戦を終えて「いつもテレビで見てる人と相撲を取れているのがすごい」と初々しさを見せた21歳。このまま千秋楽まで突っ走る。












