ボクシングイベント「LIVE BOXING 5」(18日、東京・有明アリーナ)の前日計量が都内のホテルで行われ、メキシコ・バンタム級王者のルイス・グスマン(27=メキシコ)と対戦する東洋太平洋スーパーバンタム級8位の〝神童〟こと那須川天心(25=帝拳)が闘志をみなぎらせた。

 123ポンド(57・59キロ)契約を55・7キロでクリアした那須川は「通常体重を普段から摂生してキープしている。坊主にして気合を入れ続けている。そのおかげで良いパフォーマンスが出せるコンディション」と胸を張る。試合に向けて意気込みを問われると「明日の試合のために生きている。5か月間しっかり準備してきた。ここまでの人生が全て準備期間という感じ」と充実の表情を見せた。

 計量後のフェイスオフで初めて対戦するグスマンと目を合わせたといい、その印象を「今日初めて顔を合わせて修羅場をくぐってきた目をしていた。戦いがいがある相手だと思う」。前日の会見では「プロとしての経験が違う。引き出しがたくさんある」とボクシングでの経験値で〝マウント〟を取られたが「タイトルを持っていて認める部分はある。ただ自分も修羅場をくぐってきた数は負けない。ボクシングの経験は上と言っていたが、試合に出る経験はボクシングだけに限らない。キックやそれまでの経験も含めたら修羅場の数は負けない」とキックや総合格闘技戦、ミックスルールやエキシビション戦を駆け抜けたプライドをにじませた。

 対するグスマンは「体調は非常にいいので、これからさらに回復して完ぺきなコンディションで試合を迎えたい」と意欲。試合に向けて「家族にとっていい生活を与えたいので、今回のような機会を与えられて気持ちが高まっている。相手が天心という有名なスター選手なだけに、それはなおさらです」とハングリー精神をたぎらせていた。