格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 6」(10月1日、愛知・ドルフィンズアリーナ)でアラン〝ヒロ〟ヤマニハ(37=ブラジル)と対戦する〝戦う中日ファン〟こと所英男(46)が復活を誓った。
昨年はフライ級に落として2試合の総合格闘技戦に臨んだが、神龍誠に判定、ジョン・ドッドソン(米国)に1ラウンドTKOと2連敗を喫した。
年齢的にも崖っぷちの状況で、階級を本来のバンタム級に戻しての一戦だけに「前回の試合がふがいなさ過ぎたので、今回は元気な姿で上がって、元気な試合をして、自分らしく戦いたいです。試合までいくら頑張ったって試合を頑張らなかったら意味がないので」と闘志をみなぎらせた。
背中を押すのが同じ「おじさん世代」の活躍だ。20年来の盟友である金原正徳(40)は3連勝で「RIZIN.44」(24日、さいたまスーパーアリーナ)で前RIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ブラジル)との対戦を実現させた。
ここで勝てば現王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)への挑戦権を得るだけに、所は「この年でRIZINに出て(試合を)やるだけでも『おー』というのあると思うんですけど、金原さんはさらにチャンピオンを狙えるところにいるので…。僕もその背中を追いかけたいというのがあります」と拳を握る。
さらに練習をともにする54歳の先輩・桜庭和志は10日の「QUINTET」で21歳年下のPJバーチと渡り合い、引き分けた。
所は「ちょっと、すごすぎますよ。どうなってるんだ?と思います。しかも(試合時間)8分。金原さんも桜庭さんも、異次元すぎる…。自分は全然ダメだなと思います」とため息をつきつつ、「そういう意味で、僕も次につながる試合をしたい。おじさんの未来も輝いているというのを見せたいです」と腕をぶした。
ちなみに、所は熱心なプロ野球・中日のファンでもある。今年も10試合近く球場で観戦。しかし、その熱とは裏腹にチームはセ・リーグ最下位を独走中だ。胸中を問うと、「今の中日もそんなに嫌いじゃないというか…」。その理由を「僕、〝あのころの阪神〟にあこがれがちょっとあるんですよ」と続けた。
「あのころ」とは1987年から2001年にかけてのこと。現在、優勝マジックが点灯している阪神からは想像もつかないほど低迷し、ファンからは「暗黒時代」と呼ばれている。
「あのころの阪神ファンの人って『バースがいれば…』とか『掛布がいれば…』みたいなことを面白く言ってたじゃないですか。なんかそれ、いいなって思ってたんですよね。だから今も野球を楽しませてもらってるというか。いい選手もいっぱいいるし、行くとメッチャ楽しいので」
まさにファンのかがみ。最後に所は「勝って10月3日の巨人戦をナゴヤドーム(バンテリンドーム)に見に行きたいんです」と鼻息を荒くした。ヤマニハ戦に勝って、無傷で中日に〝バトン〟を渡せるか。












