◇若林義人(25)静岡支部122期
3月、地元・浜名湖で悲願の初Vを達成。5月には福岡で2回目の優勝を飾った。7月からはA2級に昇格している。このステップアップにつながったのは意識改革だ。「1着を目指し、6着を減らしたいと思っている。A1の選手を見た時、1着の本数が多く6着が減っていく。それを意識しようと思った」。今年に入り1着が33本で6着6本(10日現在)。前年同時期の1着8本、6着15本から向上している。
さらに調整力もアップしている。「いいエンジンを引けているのもあるけど、節間での仕上がりも早くなったと思う。自分が参加している節に、一緒になった静岡支部の先輩からペラ調整のアドバイスを受けている。いい選手のいい部分を自分のものにしたいと思っているし、少しずつそれができているのかも」。静岡支部は服部幸男を総大将に菊地孝平、徳増秀樹、坪井康晴、深谷知博といった調整巧者が多く、力をつける環境は申し分ない。貪欲にアドバイスをもらい、調整手腕を身につけて結果につながっている。
その先輩レーサーの評価も上がっている。7月の徳山一般で一緒に出場した菊地孝平からは「もう大丈夫。できるんだから具体的にSGとか目標を立ててもいいんじゃないか」と太鼓判をもらった、という。この言葉を受けて「8月からはダービー勝率、それに今年は2回優勝できているのでクラシックとか、少しずつ意識していきたい」と最高峰の舞台を目指すようになった。
当面の目標は「A1になること。6月にフライングを切って出走回数が厳しいかもしれないけど頑張る。A1になって記念を走れるようになっていけば、たとえ結果をうまく残せなくても自分の成長に一番近い道だと思う」と明かす。
GⅡ初参戦となった7月の浜名湖モーターボート大賞では準優に進むなど好メンバーの中で存在感をアピールした。「ボートに乗っている時は楽しい」と目を輝かせるようにボートレースを愛し、ひたすら強くなることを追求している。静岡を代表する主力選手になる日は遠くないはずだ。
☆わかばやし・よしと 1998年1月30日生まれ。静岡県出身。静岡支部の122期生。2018年5月、浜名湖でデビュー、同年8月に浜名湖で初勝利を挙げる。2022年8月の児島で初優出(2着)、2023年3月に浜名湖で初優勝。通算2V。同期は安河内健、原田才一郎、中亮太、金田智博、畑田汰一、中村日向など。












