シンガー・ソングライターの織田哲郎が5日、TBSラジオの「土曜ワイドラジオTOKYO ナイツのちゃきちゃき大放送」にゲスト出演した。

 織田は1990年代、多くのヒット曲を手掛けた仕掛け人として知られる。プロデュースした楽曲は、人気アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)のエンディングテーマである、B.B.クイーンズの「おどるポンポコリン」やTUBEの「シーズン・イン・ザ・サン」、DEENの「このまま君だけを奪い去りたい」、ZARDの「負けないで」「揺れる想い」、中山美穂&WANDSの「世界中の誰よりきっと」など、挙げればキリがない。

 そんな中でも「夢見る少女じゃいられない」が大ヒットした相川七瀬を発掘したことも有名だ。織田は「それまでのプロデュースっていうのは、プロダクションなりレコード会社から依頼されてやってたんですよね。相川に関しては、たまたまオーディションで見かけて。そのオーディションでは何にも引っかからず、落ちた子だったんですけど、私の中ではとても印象に残ってたんですよ」と明かした。

 相川を初めて見た時の印象について織田は「細くて、小っちゃくて。ただそれアイドルのオーディションで、みんなだから一生懸命ハキハキ、ニコニコしてるのに1人だけ、相川だけ、ニコリとも一瞬たりともせずに工藤静香さんの歌をシャウトして帰った」と明かした。

 その時の相川の様子は「多分、本人的には緊張してたから、笑いもできなかったっていうことかもしれないんだけど、彼女、目力(めぢから)あるじゃないですか? 真顔でいるだけでにらんでるわけですよ。何でコイツ、ずっとみんなのこと、こっち側の人間、睨んでんだコイツはって状態で(笑い)」。

 そのころ、織田がつくりたいと思っていたロックがあり、「やりたいけど、こんな依頼ねえしな」と思ってた時に、「あの時のあの子だったら、これいいんじゃないかな?」と思って、相川に連絡を取ったという。