名古屋競輪GⅢ「開場74周年記念 金鯱賞争奪戦」は後半戦に突入。29日に3日目を開催する。嘉永泰斗(25=熊本)の初日特選は単騎戦とあって参考外だったが、2日目は流れに逆らわぬ2角まくりで快勝した。

 二次予選8Rは「詰まったところで駆ければ、ラインで決まると思った。大石(崇晴)さんにもっと踏まされると思ったが、それがなかったのでやりやすかった」と別線はもはや無抵抗で、あっさりと一撃が決まった。

 初日の後に「コーナーでドリフトしたので、変だと思って見たら、サドル周りがズレていた」と修正ポイントを見つけて微調整を施したことで、格段に車の進みが変わった。

 今シリーズは超大型タイプの自力が少なく、オールラウンダーの嘉永にとっては優勝をかっさらう絶好のチャンスといえる。

 準決10Rは練習仲間で、もっとも頼りとしている先輩・中本匠栄(36=熊本)が番手ならば、いつも以上にノビノビと駆けられる。車番の悪さは否めないが、今の嘉永ならそれを補って余りあるパワーと勢いがある。

「当面の目標はそこ」と話す、次走の西武園GⅠオールスター(8月15~20日)につなげられるような渾身の仕掛けで、決勝一番乗りを目指す。