歌手の伍代夏子が25日、都内で行われた「りく・なつ同室避難プロジェクト」に登場した。
同プロジェクトでは、突如訪れる災害に備えて人とペットが安心して室内に避難できる社会を目指す。また「同室避難」に対する飼い主の意識を向上させ、ペットと一緒に避難することの重要性を発信していく。また、プロジェクト名は飼い犬の「陸(りく)」と、自身の名前「夏子」に由来しているという。
この日は7月25日ということで、「伍代夏子の日」として日本記念日協会から正式認定となった。自身は昔から勝手に「夏子の日」と呼んでいたそうだが「ちょっと申請してみたら、登録していただけることになりまして(笑い)。この日にプロジェクトを発表させてもらおうと思いました」と笑顔で明かす。
同プロジェクトを発案したきっかけは、東日本大震災だという。炊き出しに参加したときに「大きなわんちゃんを連れた女の子がいたんです。4月で寒いにも関わらず、ビーチサンダルと短パン姿で、すごく脳裏に焼き付いていて。(その子は)犬を連れているから避難所に入れなくて。ドラム缶の火で暖まっていました」と、ペットを連れていたことで避難所で居場所を失った少女の姿から「同室避難」の重要性を感じたという。
しかし、ペットを連れて避難することは簡単ではないと話す。課題も多いようで「やっぱり受け入れてもらう場所の確保ですね。自治体の皆さんに協力していただいてね。あとは、飼ってる側も避難に備えて、迷惑をかけないようなしつけをしたり、最低限の注射やワクチンなどしていかないと。整理しなきゃいけないことは山ほどあります」と解決しなければならない課題は山積みだ。
それでも、同プロジェクトを周知させたい理由に愛犬の「陸」の存在を上げた。
「『ただいま』って帰って無垢な顔で迎えられると、心がぐっと休まるんです。声が出ない病気になったけど、今こうして声がちょっと出ているのは陸がいるから。例えば私が災害にあっても、陸を置いていくなんて考えられないわけなんです。このプロジェクトは進めていきたいなと思います」と、大事な〝家族〟を守るためにもプロジェクトを発信していくことを誓った。












