ピン芸人のハリウッドザコシショウ(49)が、毎年夏恒例のミニ単独ライブツアー「ハリウッドザコシショウのミニ単独ライブシリーズ SEASON⑭ツアー野グソ」を8月に開催する。取材に応じたザコシショウはツアーへの意気込みを語るとともに、最近のお笑い界の話題についても語った。「オリエンタルラジオ」中田敦彦による“松本人志批判”に対してもNGなしで回答。果たしてザコシショウの見解は――。

シュシュシュ~!
シュシュシュ~!

――ツアーは東京、静岡、大阪、福岡の4都市5公演。福岡は初めて

 ザコシショウ(以下、ザコシ)去年、大阪で2日間やったんですが、客がかぶってたのか、1日目の方がウケが良くて。なので大阪を1日だけにして、新しく福岡を入れた。ただ会場が大きくて、キャパが500席くらい。顔芸とかもあるから見えづらいか心配。僕の場合、一番いいのは300~400人くらいかな。

 ――所属のソニーは最近、賞レースで結果が出ている

 ザコシ よくここまで来たと思います。僕もバイきんぐも錦鯉も、みんな元吉本。吉本辞めた芸人が「何くそ! 吉本倒したい」と思ってやってきたからここまで来れたかも。

 ――それほど吉本は強い

 ザコシ 同期なんて天才揃い。ケンコバも陣内(智則)も礼二も天才。そいつらを超えていかなきゃならないから。

 ――若手のころからすごかった

 ザコシ 特にとんでもなかったのが中川家。今と変わらないくらい完成されていた。悔しいとかより普通に笑ってました。礼二が面白すぎて。ケンコバとか、そういう面白い人たちと仲良くなって家に来たりして。楽しかったですね。

 ――1月には「アメトーーク」(テレビ朝日系)で同期芸人を放送

 ザコシ その収録の翌週くらい、メチャクチャ久しぶりにメシ行きました。礼二、ケンコバ、オレ、あと野々村友紀子。ただこの1か月後くらいにケンコバが入院したでしょ?

 ――腹膜炎で1か月くらい休養

 ザコシ ビビりましたね。復帰した時に「飲み会の時、体調悪かったの?」って聞いたら「いや、別に」って。普通に飲んでましたけどね。

いつになく神妙なザコシ
いつになく神妙なザコシ

 ――最近のお笑い界では、中田敦彦が「松本人志が審査員をやり過ぎ」と発言して話題になった

 ザコシ かみつくのは良くないですね。やっぱ礼儀ってあるじゃないですか。ウラで「こういうことやっていいですか?」って許可を得てやるならいいけど。あっちゃんの企画力というか、当てる力はすごいと思う。武勇伝、PERFECT HUMAN、ユーチューブ大学、3回も当てる人っていないから。先輩をイジっていくスタンスもあるけど、それはウラで許可得てやるもの。それを知らないわけじゃないと思うけど、それも演出なんですかね? 僕は面識ないから分からないけど。

 ――やるべきではなかった?

 ザコシ 芸人を辞めてからならまだしも、彼はまだ芸人のカテゴリーだと思うんで。炎上商法っていうのもあるけど、才能あるんだし、そんなこと言わなくてもいいじゃん、とは思いましたけどね。だって松本さんには絶対憧れてるはずなんで。僕ならできない。ただあの動画、僕は見ちゃったけど(笑い)。すげえこと言ってるな、って。

 ――実際に松本が審査員をやることはどう思いますか

 ザコシ 僕個人の意見ですけど、お笑いのコンテストは全部、松本さんがいた方がいい。出場者は松本さんに認められる方が絶対にうれしいですよ。僕が「お前、おもろいな」って言うのと、松本さんが言うの、どっちがうれしいかって絶対松本さんですよ。全部の芸人がそう思ってます。僕は今でも共演するとうれしいし。

 ――今でも?

 ザコシ 松本さんだけじゃなくビートたけしさん、明石家さんまさん、タモリさん、内村光良さん、浜田雅功さん…レジェンドの芸人さんに「ザコシショウ、おもろいな」って言われる時の快感ったらない。以前、東スポ映画大賞にたけしさんに選んでもらったのはメチャクチャうれしかった。授賞式のたけしさんとツーショットの写真、今でも飾ってますから。

 ――そんなに喜んでいたとは

 ザコシ そもそも芸人始めるきっかけは小1の時、「ひょうきん族」のたけしさん見たから。衝撃が走りました。

 ――ザコシショウさんの仕事は順調

 ザコシ R―1の審査員やってから、仕事のオファーが変わったんです。それまでは裸芸人を集めて「コーナーつくったんで短いネタを」って企画が多かったけど、最近は個人で呼んでもらうことが増えました。

(後編に続く)

☆ハリウッドザコシショウ 1974年2月13日生まれ。静岡県出身。本名・中澤滋紀。高校卒業後、大阪NSC(11期生)に入学。同期に中川家、ケンドーコバヤシ、陣内智則らがいる。上京後、ピン芸人として活動。2016年の「R―1ぐらんぷり」で優勝し一気にブレーク。17年、東京スポーツ映画大賞と同時開催の「第17回ビートたけしのエンターテインメント賞」日本芸能賞受賞。21年からはR―1の審査員を務めている。ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)所属。