デビュー45周年を迎えた歌手・杏里(61)の80年代を代表するアルバムがアナログ盤でよみがえることになった。1982年から84年にリリースされた「Heaven Beach」「Bi・Ki・Ni」「TIMELY!」「COOOL」の4作品で7月19日に発売される。
杏里といえば「CAT’S EYE」「悲しみがとまらない」などが連続ヒットした80年代を代表するシンガーだ。今回発売される4作品は、まさに全盛時代を象徴するアルバムと言える。
「当時は、まだ無名だったシンガー・ソングライターの角松敏生がプロデュースや制作に携わり、“角松4部作”と言われた」(音楽関係者)
今回のアナログ発売について、レコード会社「フォーライフ」は「K―POPが世界を席巻する中、米国、アジアを中心に世界的な規模で日本の『シティーポップ』のブームが拡大している」と説明。このブームは4、5年前あたりから表面化し、「杏里の『Remember Summer Days』と『Last Summer Whisper』がクローズアップされた」。
楽曲を聴いたファンがユーチューブに勝手に動画をアップ。そこから広がり、訪日観光客が中古レコードを買いあさった。中古レコード市場で1000円しなかった価格が、今や2万円にまで高騰しているという。このような背景もあって杏里のデビュー45周年にも合わせ、アナログ盤として40年ぶりに再発売されることになった。
杏里は米国でも“シティーポップ・クイーン”として高く評価されている。先月には米ロサンゼルスのフォンダ・シアターで開催された、音楽を通して日本文化を紹介するイベントに出演。
2019年以来4年ぶりとなる米国でのライブに「現地の皆さんが日本の曲をとても熱心に聴いてくれていることに驚いた」。
また、今回のアナログ盤の復刻には「ライブ会場にアナログ盤を持ってきてくださった方や、再発売のリクエストも多くいただき大変うれしかった。国境を超えた音楽の交流は胸が熱くなります。いつか日本と海外のファンの皆さんと同じ空間で音楽を共有できたらステキなこと」と話した。












