12日に都内の所属事務所で亡くなったタレントのryuchellさん(享年27)は約4年ぶりに歌手活動を再開させ、夢に向かって歩きだしたばかりだった。昨年8月にはモデルのpeco(28)と婚姻関係を解消。だが、アーティストや表現者としての生き方と、求められる〝父親像〟とのギャップに悩んでいたという。
沖縄県出身のryuchellさんは高校を卒業後、上京。読者モデルとして活動する傍ら、原宿にある古着店に勤務した。2014年、そこで出会った恋人・pecoと交際。その後「ぺこ&りゅうちぇる」としてバラエティー番組などに出演し、大ブレークした。
2人は16年に結婚し、18年に第1子となる長男が誕生。おしどり夫婦とみられていたが、昨年8月に婚姻関係を解消し、今後は「人生のパートナー」として暮らしていくことを、それぞれのインスタグラムで報告していた。
そんなryuchellさんがかねて夢に掲げていたのが歌手だった。
歌手デビューまでの約1年、バラエティー番組からの多くのオファーを断り、「自分を表現したい」と事務所と衝突してまで歌とダンスのレッスンなどに明け暮れた。ネット上では「消えた」「干された」などと辛らつな声も飛び交ったが、2018年には夢にまで見たデビューにこぎつける。芸名も「りゅうちぇる」からアーティスト名「RYUCHELL」に変更した(21年にryuchell表記)。ところが…。
「19年には初アルバムもリリースしたが、成功したとは言えず。その後のコロナ禍もあって歌手としての活動は停滞した。今年1月に約4年ぶりとなる新アルバム発売を自らのSNSで発表し、全国ツアーも行ったものの、pecoと離婚後ということもあり、『離婚してこれがやりたかったの?』などとバッシングが寄せられ、落ち込んでいました」(レコード会社関係者)
pecoと離婚した際の文章では、「〝本当の自分〟と、〝本当の自分を隠すryuchell〟との間に、少しずつ溝ができてしまいました」と告白。今年1月のユーチューブでは、母親に「私は男性が好き」とカミングアウトした。だが、母親がショックを受けたことで、すぐさま訂正したことも赤裸々に明かしていた。最近は、インスタに投稿されたビジュアルの変化ぶりも話題になった。
別の音楽関係者は、歌手活動の中で「アーティストとしての生き方と、求められる父親像とのギャップに悩んでいました」と語る。
ryuchellさんは、最後の〝つぶやき〟となった10日のツイッターで「おはちぇるぅ~」と投稿。アイコンの画像は歌手活動を再開した際の写真が使用されていた。
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