ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者中谷潤人(25=M・T)が、WBA王者の井岡一翔(34=志成)をターゲットにしている。

 中谷は9日に神奈川・相模湖CCで走り込み合宿を公開。5月20日に行われ、12回KO勝ちしたアンドリュー・モロニー(オーストラリア)との王座決定戦(米国ラスベガス)を経て臨む防衛戦に言及した。対戦相手は未定ながら9月中旬に国内で行うとし「日本でもいいパフォーマンスをして、いい姿を見せられたら」と意気込んだ。

 そんな中谷は、ファンが望む日本人対決について「もちろん(お互いに)チャンピオンなので。チャンスがあれば、全然ウエルカムという感じです」と言い切った。

 前WBO王者の井岡は昨年の大みそかにジョシュア・フランコ(米国)との2団体王座統一戦で引き分けた。その後、WBOから中谷と指名試合の交渉に入るよう通達されたが、因縁の相手との再戦を望んでベルトを返上。ネット上などでは「井岡は中谷から逃げた」との声が上がるも、6月24日にフランコとの再戦を果たし、判定勝ちを収めた経緯がある。

 ただ中谷は「(現階級の減量は)つきものだけど、厳しい部分はある。無理して階級にとどまるよりかは、上げていきたい」と、今後はバンタム級へ上げることも示唆。ドリームマッチ実現を期待したいが、残された時間は決して多くはなさそうだ。