自由奔放な発言と独特の曲調や、ユニセックス的なファッショスタイルでティーンエージャーから圧倒的支持を得ている人気女性シンガーのビリー・アイリッシュが、自分の体形や外見についてネット上で様々な声が飛び交い、ボディ・シェイミング(体形の批判)が自身のメンタルヘルスに深刻な影響を与えたと告白した。英ヴォーグ誌などが27日までに報じた。

超ロングドレスに笑みを浮かべるビリー・アイリッシュ(ロイター)
超ロングドレスに笑みを浮かべるビリー・アイリッシュ(ロイター)

 21歳のビリーは超センシティブで複雑な性格の持ち主としても知られる。常に体形の変化がネット上で話題になっており、中には見るに耐えない投稿もあるという。

「私には理由が分かりません。正直、心からつらいです。誰も私の体について、私よりも強い意見を言うことはできない。でも、私がもっと若い時期、例えば11歳のときにネット上で今のように批判されていたら、私はこの世に存在していられなかったと思います。以前よりも自分のことが好きになったし、相手がどう感じるかよりも自分がどう感じるかに興味がある。それでもすごく傷つきます」と目を伏せた。

「とにかくつらい。つらいんです。苦しい時期があったのも事実です。私はまだ色々と模索している最中です。とりあえず、奇妙な人生であることは間違いありません」

 体形だけでなく、社会的にダブダブのボーイッシュ的なルックスからフェミニン的ルックスに変化したことについても批判的が集まっている件についても「私は人生の大半において、男性的でボーイッシュでした。でも、ここ2~3年は『私はなりたいときに、なりたいものになることができる』と思いながら生きている。私はフェミニンでもあり、セクシーでもあり、キュートでもあります。そのどれにも当てはまらないこともあるけど、それもまた私なのです」と感性豊かなアーティストらしく語った。
 
 ビリーは21年12月に、11歳からポルノ映像を見始め、依存症に似た症状で悪夢にうなされたり、恋愛関係に悪影響を与えていたことを告白している。現在は精神的に不安定な時は、長風呂やゲームで気分を紛らわせているという。精神的ダメージからの回復を祈るばかりだ。

ナチュラルメイクでギターを演奏するビリー・アイリッシュ(ロイター)
ナチュラルメイクでギターを演奏するビリー・アイリッシュ(ロイター)