歌手の田原俊彦(62)が25日、シングル「ダンディライオン」のリリースパーティーを豊洲PIT(東京)で開催した。

 今月21日にリリースした通算79枚目のシングルは、エンターテインメントを知り尽くした〝KING〟が演じる大人の余裕と、心の中ではいつも牙をむいているアグレッシブさを、〝猛獣〟として表現した。

 カップリングには、ファンの間でも人気の高い1984年のヒットナンバー「風の上ならSO HAPPY」をセルフカバー。限定版にはミュージックビデオを収録している。

 この日のイベントは全席ソールドアウト。ピンク色のジャケットにワイドパンツというスタイルで登場すると、1200人のファンからは大きな歓声が飛び交った。また突然ステージを降りて歌唱中に会場を練り歩くなど、最高のファンサービスも敢行した。

「拍手とペンライトでしか応援できなかった中で、この3年間のみなさんの辛抱を考えると、マスクは着用だけど声が出せる。僕もファンの方もコールアンドレスポンスができなかったけど『おお!』『キャー!』って感じの歓声を楽しみにしてます」と話し、ファンとの交流を心から楽しんでいた。

 この日初お披露目となった新曲を「ダンサブルで、ノリが良くて、グルーブ感を表現する、ジャパニーズ〝T―POP〟です!」とJ―POPと掛け合わせ熱く表現。ファンの声援を受け、豊洲PITに猛獣の〝咆哮〟をとどろかせた。

 アンコールを含めて全8曲を全力パフォーマンス。62歳の元気の秘訣はファンの応援だと明かし「年々男性のファンが増えてて。久しぶりにステージを見て『トシちゃんやるな。俺も負けてられないな!』って言葉をいただくんでね。より一層、元気を届けられたらいいなと思います!」と笑顔でコメントした。

 男性ファンにはまだまだ負けられないという田原は、自身の〝獣〟の部分を聞かれ「いつまでもそういう、エネルギーというかね。女性を見たら『かわいいな。すてきだな』って思うし。逆に僕もそういう目線で見ていただけるように」とニヤリ。続けて「まだビンビンは健在です。ギンギンくらいですかね(笑い)。『田原俊彦・ギンギン物語』で今年もがんばります!」と宣言し、しなやかで色気あふれるパフォーマンスでファンの心をガッチリとつかんだ。
 
 ライブでは「ジャニーさん空の上から見てるかな」と、恩師・ジャニー喜多川氏をしのぶ場面も。

「(ファンは)他人のことだから笑ってられるけど、わたし当事者でありますから(笑い)。まあ、いろんな立場があってね…。でも僕の思い出の中では素晴らしいというか、いい思い出しかなくて。ジャニーさんにはエンタメの1から10まで叩き込まれました」と振り返った。