女優・天海祐希に同情の声が寄せられている。
歌舞伎俳優・市川猿之助の事件によって、主演映画「緊急取調室 THE FINAL」の公開のメドが全く立っていないのだ。同作はテレビ朝日で2014年にスタートしたドラマの劇場版。警視庁捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班=通称キントリ」を舞台に難事件の解決に挑む。
猿之助は劇場版で〝ラスボス〟の内閣総理大臣役を演じる。当初、昨年公開予定だったが、同年7月に起きた安倍晋三元首相の銃撃事件を考慮し、延期に。ようやく今月16日に封切りとなるはずだったが、今度は猿之助の救急搬送事件が発生し、またも宙ぶらりんの状態になってしまった。
猿之助は先月18日午前、東京・目黒の自宅で意識もうろう状態で発見。2階リビングには父親の市川段四郎さんと母親が倒れており、その後死亡が確認された。警察は猿之助が一家心中を図ったものとみて捜査を進めている。映画関係者の話。
「猿之助さんは劇場版の最重要キャストの一人。編集でカットというわけにはいきません。製作チームは撮り直しする方向で動いていますが、いかんせん代役が決まらない。劇場版のキーワードは『殺人隠蔽』。猿之助さんの事件が今後どう転ぶかわからない部分もあり、オファーされた側も二の足を踏んでいるようです」
劇場版公開に合わせて放送予定だったスペシャルドラマはひと足早く〝お蔵入り〟が決まった。猿之助のほか、先日大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕された永山絢斗容疑者が出演していたからだ。
ツイテないのは主演の天海だ。キントリシリーズの集大成として気合を入れて撮影に臨んでいた。共演者同士、グループメッセージでやりとりしており、クランクアップ後には天海が次のように呼びかけていたという。
「公開されたら、みんなで飲みに行きましょう!」
天海は飲み会の雰囲気が大好きなのだという。主演ドラマのクランクイン前には共演者を集め〝天海会〟を催すことでも知られる。芸能プロ関係者の話。
「マネジャーは同伴不可。一次会はお酒で、二次会はダーツだったりします。天海さんは〝座長〟として場を盛り上げ、チームの結束を図っていました」
新型コロナウイルスの蔓延により、天海は大好きな飲み会を極力控えてきた。それだけに「キントリ」公開後の一杯を誰よりも楽しみにしていたという。
しかし現状は公開日どころか、作品そのものもどうなるかわからない。
「天海さんのショックは計り知れません。『みんなで飲みに行きましょう』のメッセージを見るたびに胸が痛くなります」(同)
無事公開されればいいが…。











